もう怒られない!上手な申し送りの秘訣

こんにちは、やすおです

今日は新人看護師の悩み第1位と言っても過言ではない、「申し送り」についてです。

看護師の職場は世間一般のイメージよりも遥かに厳しく、中には怖い先輩もいますよね。

「何が言いたいの?」なんて高圧的に言われることもよくあります…

この記事では、失敗しない申し送りの秘訣についてまとめました。
正直、下記を意識するだけでガラッと申し送りの質が上がります

  • 前勤務の送りを踏まえたアセスメント
  • 実施した看護ケアとその結果
  • カテゴリー別に報告する

そもそも申し送りって何?

 看護師の勤務体制は2交代や3交代ですが、勤務交代時にその勤務中にあった患者の変化や医師の指示変更を口頭で伝えるのが申し送りです。

 最近の医療業界では時間外勤務の削減にも力を入れており、電子カルテも普及したため申し送りをなくしている病院も増えてきていますが、いまだに取り入れている病院も多いと思います。僕の病院もあります。

 看護とはチームで行うものです、自分の勤務中に行った看護ケアや患者の状態について記録に残すのは当たり前ですが、文章だけでは伝えられないこともあります。電子カルテではなく、紙カルテの時代はこの申し送りが重宝されていました。その文化の残りといってもいいかもしれませんね。

 新人のうちは、おそらく同じ勤務の先輩看護師に報告することになると思います。

前勤務の申し送りを踏まえたアセスメント

 よくある失敗が、もらった申し送りと同じ内容を先輩に報告してしまうことです。そうすると、「うんうん」と聞き流されたり、メモをしてもらえなかったりします。「あ、じぶんの話は聞いてもらえてないな」と感じると挫けそうになります。そのため、「前勤務の申し送りをそのまま報告する」は絶対にやめましょう。

前勤務の申し送りを踏まえたアセスメントとは、どういったものでしょうか、例にしてみます。

例1)心不全で入院したA氏、日勤では浮腫や喘鳴が出現してきましたが酸素化は良好です、心肥大は軽度みられています。
と申し送りをもらったら
⇨浮腫は〇〇に見られており圧痕は△△くらいです、HRは100/min、酸素飽和度は99%でした、喘鳴はありますが血圧は130/58mmHgでした、酸素化は良好です。今は経過観察でいいと考えます。
と報告してみましょう。ここで大事なのは太字のところです、自分のアセスメントを報告することがとても重要になります。

実施した看護ケアとその結果

 先輩の求めている報告は、「何をしてどうだったか」です。その結果が今後の看護ケアにも反映される可能性があるからです。

例2)B氏の体温が38.8℃まで上昇しており○時△分に解熱剤を使用し1点冷罨法を実施しました。最終○時に再検し体温は37.1℃に解熱が見られています。引き続き経過観察していきます

といった感じでしょうか、解熱剤の使用や熱上昇があったときにも報告していると思いますが、改めて解熱剤の使用時間やその結果を報告することは重要です。

カテゴリー別に報告する

 これは聞きやすい報告を目指すために一番核となる部分です。
なぜなら、物語的に構築された報告は先輩が聞ききながら整理する必要があり、言いたいことはなんだったのか分からなくなったり、時間がかかってしまいます。

悪い例)C氏は午前中は熱もなく、会話の最後には「ありがとう」」ってお話されていたので、症状の悪化はなく経過観察でいいなと考えていました。面会に来ていた娘さんから「最近の病状を先生から聞きたい」と訴えがあったので、後ほど医師に相談して返事すると言いました、娘さんは○日の△時以降なら都合がいいそうです。あと、C氏は昼食も全量摂取することができましたが、午後から悪寒が出現したので保温していると2時間後には体温38.1度まで上昇ありました、解熱剤を使用した方がいいと考えましたがどうでしょうか。

これはよくないですね。患者さんの病状変化とアセスメント、娘さんの話が混ざっているのでわかりにくいです。これをカテゴリー別に報告すると以下のようになります。

【病状】
 C氏は午前中のバイタルサインは問題なく昼食も全量摂取できましたが、午後1時ごろから悪寒が出現し3時には38℃まで上昇したので解熱剤の使用を考えましたがどうでしょうか。
【娘さんの話】
 あと、娘さんから病状についてICの希望がありました。娘さんは○日の△時以降が都合良いそうです、後日確認して返事すると伝えています。

といった感じですね、カテゴリーを意識することで短く簡潔に報告・相談することができます。

 いかがでしたか、みなさんのお悩みを解決するヒントになりましたでしょうか。
ご要望やご質問、ご指摘はどんどん受け付けていますのでコメントよろしくお願いします!

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